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本郷、藤が丘からも通いやすい、名古屋市名東区の歯医者 みやちファミリー歯科 院長の宮地です。
消化器官が未発達な乳児は、母乳やミルクで体に負担をかけないように栄養を摂取する必要があります。
特に母乳は免疫機能を高める効果が高いといわれています。
ですが成長するにつれ、母乳だけでは補えない栄養を摂取する必要が出てきます。
また、かむことや飲み込むことで、各器官の成長を促すこともできますので、徐々に離乳を進めていく必要があります。
歯科的な観点でいいますと、かむことはあごの成長に大きく関わりますので、歯並びを考えても、適切な時期に離乳することをおすすめしています。
いつ離乳を始めるか、悩まれる方も多いと思います。
離乳を始めるには、お子さんの肉体的、精神的な準備が整う必要があります。
目安になるものをいくつかあげるので、タイミングの参考にしていただけると幸いです。
1.食べ物に興味を持ち始める
スプーンなどでお口の近くに食べ物をもっていったときに、首をふって拒絶しないことは離乳開始のひとつの目安になります。
2.何秒か座れる
離乳して食べ始めるのは、イスに座れるようになってからが望ましいとされています。
3.首が座る
生後4~5か月ごろに首が座ることが多いといわれています。
離乳を開始するのはそのあとにしましょう。
4.月齢
生後5か月頃を目安にスタートすることが多いです。
ですが個人差も多いので、それぞれにあったペースで始めることが大切です。
1.下あごが成長してきたとき
成長につれて、あごのサイズも変わってきます。
咀嚼するためには下あごが大きくなると、咀嚼するのに有利といわれています。
また、お口も閉じやすくなります。
2.哺乳反射の低下した時期
乳児のうちは、お口にものを入れると吸い付く反射があります。
それが徐々に弱まってきたら、目安のひとつです。
3.舌挺出反射の低下した時期
乳児のうちは、お口にものを入れようとしたときに、舌で押し出す反射があります。
それが徐々に弱まってきたら、目安のひとつです。
4.1回の哺乳量の増加
飲む量が増えてきたら、消化器官の成長のサインです。
離乳を始める目安となります。
1.離乳初期
まず1日1回、母乳やミルクとは別に1さじ与えて様子をみましょう。
反応をみながらすすめていきます。
食べ物はすりつぶしたものを与えるようにしてください。
野菜をすりつぶしたものからスタートすることをおすすめします。
飲み込みができるようになることが目標です。
2.離乳中期
乳歯が生え始める時期です。
1日2回食を目安にしていきます。
食べ物は舌で押しつぶせる程度の硬さのものを取り入れていきます。
舌と上あごでつぶして食べれるようになるのが目標です。
3.離乳後期
前歯がだいぶ出てきている頃です。
1日3食にし、食事のリズムや習慣をつけていきます。
食べ物は歯ぐきで押しつぶせるくらいの硬さが望ましいです。
おかゆや軟飯も多くとりいれていきましょう。
歯ぐきでかめる食べ方ができるのが目標になります。
4.卒乳期
前歯が生えそろい、奥歯が生え始める頃です。
形がある食べ物もどんどん食べていきましょう。
手づかみ食べをスタートし、スプーンやフォークを使って食べれるようにトレーニングしていきましょう。
当院ではお子さんのむし歯予防だけでなく、健康なお口をつくるお手伝いをしたいと考えております。
妊娠中に歯科医院に通うことで、お子さんの歯の知識を先に習得していただくことも大事だと思います。
歯が生え始めたら一度来院していただき、歯並びを含めた、気を付けないといけないことのお話をさせていただいております。
気になることがありましたら、気軽にご相談ください。
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本郷駅、藤が丘駅から車で4分。
お車でお越しの方のために、広い駐車場を10台完備。
歯医者さんが苦手なお子様でも、ご家族と一緒に治療を受けられる、ファミリールームやベビーベッドもあります。
むし歯や歯周病の治療だけではなく、ホワイトニング、小児(子ども)歯科、小児矯正、無痛治療など幅広く行っています。
〒465-0023 愛知県名古屋市名東区石が根町93
TEL 052-737-7120
みやちファミリー歯科
皆様のご来院をお待ちしております。
記事監修
院長 宮地 秀彰
(みやち ひであき)
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