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歯周病 誤嚥性肺炎 名古屋市名東区の歯医者・歯科 本郷 藤が丘  みやちファミリー歯科

歯周病は認知症を悪化させたり、肺炎の原因になる等、全身疾患と深いかかわりがあります

歯周病とは

お口の中にいる歯周病菌が、磨き残しなどを栄養にして毒素を出します。

身体はそれに対抗して炎症を起こしますが、それにより歯を支える周りの歯周組織が破壊されていきます。

進行すると、歯を支える顎の骨が溶け、歯茎に膿が溜まって腫れたりするようになります。

 

歯周病が原因で歯がグラグラになって抜かないといけない状態になったり、ひどく腫れてしまい痛みがでるなどの症状がありえます。

 

このように歯周病が原因で直接起こる症状以外にも、歯周病になることで他の病気の原因となったり、悪化させたりすることが、近年話題となっています。

 

 

 

歯周病が関係しているといわれている全身疾患

1.誤嚥性肺炎

年齢とともに飲み込む筋肉の機能が低下し、食道に入るはずのものが気管や肺に入ってしまうことによって”誤嚥”が起こります。

お口の中の歯周病菌が多いと、誤嚥したときに肺に菌が入ってしまい、肺炎を起こすリスクが高くなります。

抵抗力の落ちているご高齢の方は、気づかないうちに軽度の誤嚥性肺炎を頻繁に起こしていることがありますので、体温などの変化には注意が必要です。

 

2.糖尿病

糖尿病の方は血管がもろくなり、傷口の治りが悪くなります。

歯周病も出血を伴う病気ですので、糖尿病の方は歯周病の治りが悪くなることが多いです。

 

反対に歯周病が原因で糖尿病が悪化することがあります。

歯周病で出血、膿が出ていると炎症物質が放出されます。

炎症物質によってインスリンが効き難くなり、血糖値が上昇し、糖尿病が悪化するともいわれています。

 

 

3.心臓疾患(心筋梗塞、狭心症)、脳血管疾患

血管が硬化したりふさがってしまうことで、つまってしまう病気です。

生活習慣や血圧などが原因にあげられていました。

 

それだけではなく、歯周病菌やその代謝物質、及び歯ぐきの炎症による免疫反応などが原因で、血管を傷つけてしまい動脈硬化が進むともいわれています。

重症化すると生命にかかわる病気ですので、注意が必要です。

 

 

4.菌血症、敗血症、感染性心内膜炎

歯周病で歯ぐきが腫れて出血するときは、歯周病菌などが血管に入り込みやすい状態になっています。

血液の中に細菌が入り込んでしまう病気が菌血症になります。

菌血症による細菌が全身にまわってしまうと敗血症になってしまいます。

敗血症になってしまうと、ショック症状がでたり、大きな問題を起こします。

 

歯周病菌が血液を通じて心臓の内側にある膜に定着してしまい、細菌が増殖し毒素を出すと、感染性心内膜炎が起こります。

心臓に人工弁が入っている方などは、大変なことになってしまう可能性があります。

 

5.認知症

認知症には様々な種類がありますが、中でも多いのは”アルツハイマー型認知症”です。

アルツハイマー型認知症にはアミロイドβという物質が大きく関わるといわれています。

歯周病菌が多くいる状態ですと、免疫細胞が過剰な攻撃を行うなどの原因でアミロイドβが増え、認知機能が衰えていくと考えられています。

 

6.低出生体重児や早産のリスクも高くなるといわれています

https://miyachi-family-dc.jp/blog/%e4%bd%8e%e5%87%ba%e7%94%9f%e4%bd%93%e9%87%8d%e5%85%90%e3%81%ae%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%82%84%e6%b0%97%e3%82%92%e3%81%a4%e3%81%91%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8/

 

 

上記以外にも、歯周病によって歯を失うことでかみにくくなり、胃に負担がかかり胃が悪くなることもありえます。

 

 

歯周病は感染症です。

細菌の数を減らすことや、細菌の活動を鈍らせることで、歯周病の進行を抑えることが可能になります。

 

ですが、お口の中の細菌にもバランスがあるので、強い薬で無理やり数を減らしてしまうと、バランスが崩れて他の菌が強くなり、他の病気を発症しかねません。

 

当院では歯科医院で専門的なクリーニングを行うことで、物理的に汚れや歯周病菌を減らすことが望ましいと考えています。

また、歯周病菌で悪さをするのは”嫌気性菌”という、空気が嫌いな細菌が多いです。クリーニングを行い空気に触れさせるだけでも、歯周病菌は弱って活動が低下しますので、まずは定期的にクリーニングをすることをおすすめします。

 

歯周病が進んでしまい、通常のクリーニングだけでは治らない場合は、レーザー治療を併用する場合もあります。

レーザーは熱で殺菌できるので、副作用が少なく、細菌にアプローチが可能となります。

 

もちろんお家でのケアも大事になりますので、ひとりひとりに応じたブラッシングのやり方や、おすすめの歯ブラシなどもお話させていただいております。

 

歯周病ケアを行い、お口だけでなくお身体の健康も維持していくことをおすすめします。

 

 

本郷駅、藤が丘駅から徒歩13分 名東区 みやちファミリー歯科

院長 宮地 秀彰

記事監修

院長 宮地 秀彰
(みやち ひであき)

  • 朝日大学歯学部卒業
  • 朝日大学歯学部総義歯学 修練医